CHES2017

参加者

Chen-mou特任准教授, Tung Chou特任助教

学会の様子

CHESは1999年に設立された暗号ハードウェア及びソフトウェア実装の設計・分析に関する研究成果を普及するための主要学会です。 IACR(国際暗号学会)の暗号ハードウェア及びソフトウェア実装の学会として、毎年CHESは学界、産業界、政府から300人以上の参加者を集めており、暗号研究とエンジニアリングコミュニティ間の重要な橋渡しをしています。高品質のプレゼンテーションに加え、講演やポスターセッションもあります。高品質のプログラムを確立するために、提出された論文は少なくとも4人のPCメンバーによって査読され、PCメンバーの論文は少なくとも5人の他のPCメンバーによって査読されます。伝統的に、CHESは、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの会場間を変えながら開催されます。今年は台湾の台北で開催され、世界中から341人の参加者が集まりました。130件の論文に対して、33件が採択され、約25%の採択率が与えられています。招待講演は、TSMCのShih-Lien Lu博士によって行われました。TSMCは、顧客と密接に協力してIoT時代に安全なハードウェアを構築することがいかに重要であるかを強調し、ハードウェアセキュリティに関する見解を共有していました。